傘福 |
16 years ago |

「庄内ひな街道めぐり」という観光商品が2月中ごろから紹介され4月初めころまで続く。
近年は週末にいろんな催しが開かれるようになって今日は「傘福」が店の前に現れた。
毎年訪れる観光客も多く、旧家や物産館など飾られたひな飾りを目当てに訪れる観光客で街中も賑わうのです。
山形県外の方はな酒田でぜ雛人形?と思うでしょう。
その昔、西の堺 東の酒田と言うほど酒田は港で栄えていました。
西回り航路で大阪や京都の文化が流通しその中に雛人形もあったということのようです。
そういう私の家にも古い雛人形がありました。
幼いころに見た雛人形は立派には見えずリアルで怖い感じがしたものです。
友達の家の雛人形は華やかでまぶしく輝いていました。
それに比べて自宅のものは古ぼけてゴツゴツしていて子供心に「家は貧しいからこんな雛人形しかないんだ。新しいものも買えるわけがない」と嘆いていたのを思い出します。
しかしそれは大人になってから見ると、書付のある木箱に入っていかにも由緒ありそうな高級なものだという風に感じるようになりました。
こともあろうにある日親父がそれを捨てようとしていました。
(んなモン簡単に捨てて良いのか?)
と、車に人形をつめている親父をぼんやり見ていたら、知人が家を訪ねてきました。
人形を捨てると聞くと驚いて「そんなもの簡単に捨ててはダメだ」と叱られ、資料館に寄贈することになったのです。今もあるのかなあ?近いし見に行ってみるか。

傘福はほんとに目の前。
このごろは、「おくりびと」と「ひな街道」のおかげでお客さんの入りも上々。
商店街には賑やかなのが一番。
刺激された一日でした。

16 years ago